己書とは

己書とは、型にとらわれず自由に描く絵のような温もりのある書です。
日本の伝統である筆、今は筆ペンで簡単に書を楽しめる時代となりました。

パソコンが主流の昨今ですが、筆ペンで書いた文字は、やはり日本人の心に温かく印象づけられるものだと思います。
また、筆で文字を書く行為は、日常のせわしなさ、仕事や、その他もろもろのストレスから開放され、無心となり自分の心とも向き合える時間になります。

お手本を真似して、書いていくのですが、お手本のように同じにならないのが、書道と少し違うところかも知れません。
不思議と書く人の性格などが如実に表れまたそのときどきの心境などが、写しだされたりするかも知れません。

人となりが表れるものだからこそ、己書は自分を見つめ、自分の心に嘘がつけない本当の自分に気づくものだと思います。
1人でも多くの方に己書の楽しさを知っていただき、その絆を世界へ広げてまいりたいと思います。

己書誕生秘話

日本己書道場 総師範 快晴軒 天晴(あっぱれ)本名 杉浦 正氏は、デザイナーとして創作活動している中で、文字のデザインをする途中で我流の書を編み出しました。

それを、惜しみなく周りの人々に伝え教えて、今では、師範の数は、300人を超えて、規模は拡大しています。

己書師範お手本

己書の使い方

己書は、一般社団法人 日本己書道場が拠点です。
ここに属する師範が各地で幸座を開き、己書をお伝えしています。

はがきや色紙に書いたものには、必ず己書の印が押され、己書だという証拠になります。
生徒さん自身が書いたものに、それが押されていてお友達に送ったり、部屋に飾ったりするのは自由です。

生徒さんが販売したり、知り合いに書き方を教えたりすることは、出来ません。
SNSにアップも常識の範囲でお願いします。

己書の真似をして、似たような文字もありますが、己書は日本己書道場だけが認めたものですので、取扱には、十分気をつけていただきたいと思います。

何か困ったことや、わからないことは、師範にご相談下さい。

己書作品

己書師範

己書師範は、名古屋を中心に全国に増えつつあります。
己書を始めるにあたって、師範になろうとかきめなくても大丈夫です。

自分のあいてる時間に幸座に参加して、色々な文字を描いて楽しむのも良いですし、師範を目指して計画的に幸座に参加するのも良いですし、途中から師範を目指しても構いません。

師範になるには、30回ほどの幸座参加と(同じ師範)その間に3級、2級、1級を取得し、その後師範試験に臨みます。
仕事や家事に追われながらの試験になりますが、こつこつ積み重ねていけば師範となることができます。

師範となったら、道場の名前を決めて、道場を開くことができます。

私も師範になってから自己研鑽の日々ですが、生徒さんも少しずつ
増え、生徒さんの描く己書に、こんな風にも描けるんだ と、感動の日々を送っています。


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